ミュゼプラチナムが潰れると脱毛業界はどうなるのか

2015年08月24日

代表の宮下です。ついにきちゃいましたね、ビッグニュース。前々から噂されてましたがいよいよもって倒産が濃厚になりました。

 

ミュゼプラチナム、資金繰り悪化で私的整理 多額簿外負債が発覚、前受金を売上計上

 

マスメディアで報じられたら一発で解約殺到はまちがいないでしょう。そして、簿外で前受金が500億以上あるとのことですが、それ以上にフリーキャッシュを持っていることは絶対にないのでオワコン間違いないです。

 

ミュゼさんがこうなるのは予測していましたが、この問題の根は深く、脱毛エステサロンの市場自体が大きく再編すると思ってます。

 

最大手が倒産となると、ミュゼの会員だけでなく他の脱毛エステサロンに通っている方も、

 

「私が通っているサロンは大丈夫かしら?」

 

と問い合わせしてきます。その時の問い合わせ対応によっては解約が増え、各脱毛エステサロンのキャッシュがどんどん減っていきます。

そして、キャッシュがなくなったらミュゼ同様まずは外注先の支払いが遅れ、いくところまでいくと、店舗家賃の支払い、そして従業員の給与の支払い遅延も起こります。

 

こうなると、当然従業員がやめていき、従業員がやめると施術ができなくなるのでどんどん予約がとりづらくなり、また解約が増えてキャッシュがとんでいくという負の螺旋階段を下り落ちていきます。

 

つまり、ちゃんと前受金分以上のキャッシュを蓄えているサロン(そんなサロンほとんどないでしょうけど)はなんとか持ちこたえて、すでに前受金のほうがキャッシュより膨らんでいるエステサロンはミュゼのあとを追うのではないかと思います。

 

でも、おそらく脱毛エステサロンを経営している人たちは遅かれ少なかれこうなることを予期している、というか最初から分かっている人が大半で、海外のプライベートバンクなどに資産を隠してたりするんだと思います。一番の被害者はとにかくお客様ですよね。脱毛はできないわお金払ってもどってこないわ。エステサロンで本当に良いサービスを提供している会社もたくさんあるのに、エステは詐欺のイメージがまた強くなってしまいます。

 

エステのイメージが下がると、必ず比較対象で医療脱毛クリニックに焦点が当たると思います。各医療脱毛のクリニックはここぞと言わんばかりに、乗り換え脱毛キャンペーンや大量の広告投下をしてくるでしょう。医療脱毛は消化回数が少ないですから、前受金が増大することもそこまでないでしょうし。相当儲かるでしょうね。うらやましいです。

 

ミラクルCで、海外ファンドがミュゼを買収して再建することがあればいいですけど、まあ500億以上の前受け+銀行からの債務を含めて買う会社ってなかなかないでしょう。

 

この件、ここからが正念場です。細かく動向をチェックしていきたいと思います。